三羽のうさぎの縁結び、東北の伊勢「熊野大社」 南陽市
熊野大社とは
山形県南陽市にある「熊野大社」は、東北の伊勢と言われ縁結びの神様で有名です。
境内には「三羽の兎」が隠れている御堂があり、全羽見つけると幸せが訪れるとも言われています。
令和3年9月末日まで「縁結び祈願祭」が行われ、境内には祈願祭で奉納された数百個の風鈴音が鳴り響いています。
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おまけ 熊野大社周辺のカフェ
icho cafe
熊野大社の参道入り口にあるカフェ。
この日は残念ながらお休み、残念ながら中には入れませんでした。
この「ichor cafe(いちょうカフェ)」は、熊野大社のある宮内を元気にしようという勇姿が集まって作った団体「株式会社やまのむこう」が作ったカフェです。
以前この場所にはいちょう売店がありましたが閉店した後は空き店舗になっていました。
その空き店舗をそのまま利用し、中には薪ストーブもあり冬も暖かそうです。
このichor cafeでは、隣町である川西町の特産「紅大豆」を使ったお茶や、飯豊町の眺め山牧場のミルクを使ったココアなど、地元の食材を積極的に使用しています。
- 場所:山形県南陽市宮内3707-1
- 営業時間:11:00〜18:00
- 定休日:火曜日(祝日の場合は翌日)
- 公式サイト:icho cafe公式HPへ
ドーナツスタンドmaatu
熊野大社横にある「ドーナツスタンドmaaru」は、県産小麦粉を100%使用したドーナツ専門店です。
素朴な味のドーナツや季節のドリンクがおすすめ!
2階にはイートインがあり、店舗裏には屋外のオープンスペースが有ります。
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世界に一つだけの空気を祀る神社「空気神社」 朝日町
空気神社とは
朝日町にある「空気神社」は、日本で唯一の空気を祀った神社。
御神体である一年を表す12個の壺は、この神殿の地下に祀られています。
駐車場に車を停め、きちんと整備された緩やかな遊歩道を15分ほど登ると、森の中に神殿が現れます。
横にはベンチもあり、空気であるご身体に手を合わせた後は、ゆっくりとこの空間を感じることが出来ます。
神殿の周りはブナが生い茂り、不思議と空気が輝いているような気がするから不思議。
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日本三代文殊の一つ「亀岡文殊」 高畠町
亀岡文殊とは
高畠町にある日本三代文殊の一つである「亀岡文殊」は、受験の神様として有名なスポット。
正式名称を「松高山(しょうこうざん)大聖寺(だいしょうじ)」と言います。
西暦807年に当時の天皇の勅命を受け、中国の五台山から伝わった文殊菩薩を奈良の東大寺からこの地に移したのが始まりだそうです。
知恵を与えるとして広まった文殊堂には、冬の受験シーズンになるとそのご利益を求めて、多くの受験生が訪れます。
本堂の境内には知恵の水と言われる「利根水」が湧き、一口飲めば知恵を授かると言われているそうです。
利根水の受け皿には紫陽花が浮かべられ、目にも涼しく暑さも和らぎそうです。
亀岡文殊参拝
亀岡文殊の駐車場はこの門の脇の道路を通り抜け、さらに登ったところにあります。
階段は苔むしている所もあるので、雨が降った日や気温の低い冬は転倒に注意が必要ですよ。
初詣の時は混み合うので、この下の方から車を駐車して歩くことになります。
本堂までは駐車場から歩くこと5分程、石畳の道が続きます。
神社の杉は何百年も前からこの地に立っていたんだね。真っ直ぐに向かって伸びる姿は何だか神聖なものを感じます。
参道の脇には苔むした木や石灯籠が並び、厳かな雰囲気。
途中には十六羅漢像も鎮座し、風雨に晒された石像が参拝する人たちを迎えてくれます。
上の方まで来ると階段には手すりが設置してあり、冬の凍った道の時は安心して登ることが出来そうです。
この日は早朝だっったので売店は営業していませんでしたが、通常は営業していると思われます。
亀岡文殊の場所
- 場所:山形県東置賜郡高畠町亀岡4028-1
- 公式サイト:高畠町公式HPへ
- 問い合わせ先:亀岡文殊大聖寺(0238-52-0444)
建立千二百年の歴史ある御堂「笹野観音」 米沢市
米沢市 笹野観音とは
山形県米沢市にある笹野観音は、見事な茅葺と飾り彫り物が見事な観音堂です。
境内は6月後半から見頃を迎える紫陽花群が咲き誇り、冬には山伏による火渡りの祭りが開催されます。
初めて参拝した時、この見事な茅葺と彫刻から目が離せませんでした。
米沢市といえば上杉家ですが、笹野観音はその上杉家ともゆかりの深い寺院です。
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参拝後の編集まとめ
皆さんは日本に神社がいくつあるか、考えてみたことはありますか?多分私を含め、想像した事がある方は少ないのでは無いでしょうか。
今回この記事を書くにあたって、日本にある神社の数を調べてみました。
その数なんと約88,000社、末広がりの数字なんて、なんて縁起のいい数でしょう(この数はあくまで文化庁文化部宗務課「宗教年鑑」に記載されている神社の数です)。その中でも有人の宮司さんがいらっしゃる神社は約20,000社。
そして実は、この宗教年鑑に記載されていない神社を合わせると、20万〜30万社になるとも言われています。
日本全国にパワースポットは数あれど、意外と知らない自分の住んでいる地域の神様。
今回参拝させていただいた神社や寺院は、山形県内の三社でした。あ、でも米沢市の笹野観音は寺院に入るので、明確にはこの中の数には入りません。
実は私の祖父、あるお寺の住職です。お寺で育った母から教えてもらった豆知識をここでちょっとだけご披露します。
それは参拝する場所の鐘の形で、手を叩くのか、手を合わせるだけなのか判断出来るのです。覚えておくと役に立つと思います。
鐘の形が鰐口の場合→手は叩かずで合掌
鐘の形が鈴→手を叩く
へ〜、知らなかった。今まで意識してみた事なかったけど、今度参拝するときは覚えておこう。
そうなんです、これを覚えておくと迷わず参拝することが出来るので、頭の片隅に記録しておいていただけるといいかなと思います。
実は鰐口があるのは寺院、鈴があるのは神社と大まかに分けることが出来ます。
すなわち寺院では合掌、神社では手を叩くと言う事だと、私は思っています。
パワースポットは、きっとその人との相性もあると思いますので、このページを見てピンと来たら是非出かけてみてはいかがでしょうか?
実際に行かなくてはわからない空気感もありますので、是非神社の空気にふれてみて下さい。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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社務所で販売されているお守りも可愛くて、カップルで参拝されている人も多いスポットです!