三羽の兎の縁結び、東北の伊勢「熊野大社」
熊野大社とは
山形県南陽市にある熊野大社は、この地に1200年前に建立された神社です。日本三大熊野の一つとして長い間、この土地に住む人々を始め、遠くからも参拝する人たちが後を立ちません。
『熊野夫須美大神 (伊弉冉尊)くまのふすみのおおかみ(いざなみのみこと)』が御祭神とされ、地元では様々な良い縁を結んで下さる縁結びの神社として有名です。
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熊野大社 参拝
南陽市の熊野大社は鳥居の下を車でくぐり抜け、その奥に駐車場があります。
そこから歩いて数十秒、綺麗に整えられた参道を厳かに進みますよ♪
まずは参道入り口左側にある手水舎で、お清めを。
熊野大社の手水舎には、睡蓮の造花が沈めてあってまるで水中花のよう。
女の子(笑)はこういう素敵なものに弱い。
この階段を登り切ったら本殿、さぁいざ行かん。
この熊野大社の狛犬様のように、威嚇するようにお尻を持ち上げている理由は「尻上がり」で運も上がるようにとの意味があるそうです。
私、まだこのくらいなら駆け上がれますよ〜。本当デス。
あ、参道の真ん中は神様の通られる道なので、ちゃんと端っこの方を歩きました。
階段を登り切ると、素晴らしく大きな茅葺の屋根が目に入ります。
なるほど、見れば見るほど見事な茅葺。
この本殿の茅葺のように、屋根を曲線で作っていく唐破風(からはふ)、屋根を採光や飾りの為に三角に造形する千鳥破風(ちどりはふ)を、萱で葺くのは山形県独自の建築法なのだそうです。
また、熊野大社の本殿茅葺は、その工法で作られた神社としては日本最古のものだと言われています。
熊野大社の境内には、三十柱の神様が祀られています。
凄いですね。
本殿にお参りした後は、順番に参拝できるように左回りに参拝道が整備されていました。
現在、熊野大社では「縁結び祈願祭」を開催中
(期間は2021年6月1日〜9月末日まで)
境内に響く何千個という風鈴の音、願いをこめた短冊が風で撫でられる度に鳴り響きます(なんて芸術的表現、オホン)。
是非、この音は神社の境内で直接!
本当に風の音が聴こえるようで感動ですよ♪
数千個の風鈴が鳴り響く音は壮観、この風鈴一つ一つが誰かの願いなんです。
願い事が叶う「3羽の兎」
そして熊野大社といえば有名なのがこれ!!
見つけると幸せになれると言う「3羽の兎」です。
この彫刻の中に兎が三羽隠れていますよ。
私は一羽しか見つけることが出来ませんでした、根性なしだから。
隠れている場所を人から聞いてしまうと、願いが叶わないと言われているので、どこにいるかは現地にてご自身で見つけて下さいね。
本殿正面の社務所では、パステルカラーの可愛らしいお守りがいっぱい。
レイアウトがめちゃくちゃ可愛くて、ずっと見ていたくなるようです。
一番のおすすめは、写真右下にあるおみくじが付いた「3羽の兎の置物守り」。
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