【山形県米沢市】これを見れば全部分かる、上杉神社&周辺の観光情報完全版

上から見た売店

上杉神社は、米沢市で一番有名な観光スポットです。

その年間観光客は約180万人と、米沢の観光といえば絶対に外せない場所。

実は、上杉公園のある松が岬公園には、神社の他にも観光スポットが集中しているのです。

隣には上杉伯爵邸や、市の観光施設「伝国の杜」、そして正面にはレストランと特産品を販売する「城史苑」。

こはる

駐車場も大きいので、遠くから車でお越しの方も安心して観光することが出来ます。

がっくん

それでは順番に、詳しくご紹介していきたいと思います。

米沢市で一番の見所といえば「上杉神社」

上杉神社とは

上杉神社全景
米沢市 上杉神社

米沢市のほぼ中心に位置する上杉神社は、数々の伝説が残る武将である上杉謙信をご祭神として祀る由緒正しき神社です。

米沢市の中心に位置する上杉神社は、毎年初詣の時期には参拝客で待ち時間が発生する程人気の神社。まさしく米沢市民からも愛される神社なのです。

こはる

夏は水上花火、冬には数百基の雪灯籠で飾られ、幻想的な雰囲気になります。

がっくん

上杉神社は年間約180万人が訪れる、人気の観光スポット!

詳細はこちら↓

国の「有形文化財」の中で食事が楽しめる名所上杉伯爵邸

伯爵邸入り口
上杉伯爵邸外観

上杉神社のすぐ横にある「上杉伯爵邸」は、国の文化庁による「登録有形文化財」に登録されている建物で、米沢市の観光名所目玉の1つです。

上杉伯爵邸では、邸内の中で米沢の郷土食や米沢牛も提供され、カフェのみの利用も可能。

また、観光客に人気である米沢織物で作られた着物の着付け体験が出来ます。

着付けしてもらった着物で市内の観光も出来るので、特別なデートにもおすすめ。

着付け体験の他にも変わった所で、甲冑や忍者の着付けもあります。

詳細はこちら↓

米沢伝国の杜

外から見た建物全景
米沢市 伝国の杜

上杉公園の目の前にあるのが、市の複合観光施設「伝国の杜」です。

平成13年9月に完成した、この大きな建物の中には「置賜文化ホール」と「上杉博物館」が入っています。

この見事な能舞台は、東京都から和泉流狂言師である「山下浩一郎」さんを講師として招き、定期的に開催されている「こども狂言クラブ」の発表などで使用されています。

普段はこのように展示されている能舞台ですが、実は空気浮上式で移動ができる構造になっています。能が披露されるときには、この能舞台が奥のホールに移動します。

能舞台が奥のホールに移動する映像を見たい方はこちら(伝国の杜置賜文化ホール公式YouTube)へ

がっくん

2年前にはこの舞台が動く姿を一般公開していたみたいです。その時知っていれば見たかったな。

上から見た売店
米沢市 伝国の杜売店

伝国の杜の中には「体験学習室」があり、ここでは様々な催し物が定期的に開催されています。

興味のある方は公式サイト(伝国の杜公式HP体験学習)へ

こはる

この時はトーマス展が開催されていました(令和3年秋頃)。

建物入り口
米沢市 伝国の杜入り口

伝国の杜前の芝生広場では、休日には親子連れや観光の人たちで賑わいます。

また、毎年お盆の頃には、上杉神社のお堀周辺で水上花火大会が開催されています。

天気の良い日には、広場隣にある城史苑のフードコーナーで買った食べ物を芝生の上でゆっくり食べるのもおすすめです。

所々に椅子もあり、休憩しながら景色を眺めるのも最高ですよ。

米沢市 伝国の杜の場所と詳細

場所山形県米沢市丸の内1-2-1
開館時間9:00〜17:00
休館日4月~11月は毎月第4水曜日
12月~3月は毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)
※その他、年末年始の休館や臨時休館もあります。
駐車場伝国の杜敷地内にあり
公式サイト伝国の杜公式HP

米沢の食と特産品が集合!「上杉城史苑」

土産屋入り口
上杉城史苑入り口

米沢市丸の内にある「上杉城史苑」は、上杉家ゆかりの上杉神社のすぐ横にある、観光物産館です。

米沢の味覚、工芸品、地元のお土産品が揃っています。

こはる

個人的には右上の写真に写っている「お麩タイム」というお菓子がおすすめです。名前の通りお麩を使ったお菓子で、メープルとバターを使っています。食感はサクフワですよ。

お土産品
上杉城史苑の売店

城史苑の中には、米沢の味を堪能出来るレストラン「アビシス」があり、「米沢牛」はもちろん、「鯉の洗い」や「うこぎご飯」、「塩引き寿司」等のローカルフードを味わう事が出来ます。

山形県と言えば、さくらんぼやラフランス等の果物が有名ですが、ここ米沢は果物はもちろん、「米沢牛」や「米沢織物」もオススメです。

詳しくメニューや料理の写真が見たい方はこちら(レストランアビシス公式HP)へ

カフェ看板
上杉城史苑内カフェの看板

城史苑内にはカフェもあり、こちらでは「米沢牛入りメンチカツサンド」や、地元のリンゴを使った「舘山リンゴジュース」を販売しています。(※季節によってメニューは変更があると思います)

フードコート全景
上杉城史苑前のフードコート

敷地内には「米沢ラーメン」や「米沢牛入りコロッケ」、米沢の昔からの味「塩引き寿司」「米沢牛串」等のお店が並びます。

米沢は美味しいものがたくさんありますが、醤油の出汁がきいた「玉こんにゃく」もリーズナブルでオススメ。

お天気のよい日は、上杉神社を散策した後に、屋外のイートスペースで、ゆっくりと米沢の味を楽しむ事が出来ます。

メニュー看板
フードコートメニュー表

米沢城史苑の場所と詳細

場所米沢市丸の内1-1-22
営業時間9:00~18:00(4月~11月)
9:00~17:30(12月~3月)
定休日無休
公式サイト米沢城史苑公式HP

上杉神社周辺を散策しての編集まとめ

こはる

今回は山形県米沢市にある上杉神社と、その周辺の観光情報をご紹介しました。神社のある松ヶ岬公園は、米沢市で年間の観光客が最も多い観光スポットです。

がっくん

初詣の時は参拝するまで、行列が長くて時間がかかるくらい人気だもんね。

こはる

観光地に美味いものあり、城史苑前にある売店の米沢牛入りコロッケは熱々で美味、おすすめです。

上杉公園周辺が最も賑わうのが、春の上杉祭りと冬の雪灯籠祭りの時ではないでしょうか。

(残念ながら、去年あたりからコロナウィルス感染症対策の為に、ほぼ全てのイベントが中止となっています。)

米沢に来たら是非食べて欲しいのが、今回紹介した「塩引き寿司」です。

「塩引き寿司」というのは、城史苑や市内のお蕎麦屋さんで提供される米沢の郷土食です。

この地域では、輸送の方法が確立されるまで新鮮な魚が手に入りませんでした。

鮭とご飯の紅白色が、縁起が良いとされ結婚式などで振る舞われてきたという歴史があります。

米沢では昔から、お祝いの時やお正月に食べられてきた伝統食で、鮭を塩漬けにし酢飯の上にあげたものです。

皆さん「塩引き鮭」は馴染みがあると思いますが、あれの生バージョンと思ってもらうと近い感じでしょうか。味の方は結構塩辛い感じですが、酢飯が塩味をまろやかにしています。

「その土地を知る方法は食べ物から」が、食いしん坊王国民である私の持論でもありますので、賛同していただける方は是非。

米沢市周辺には、この他にもまだおすすめスポットが眠っています。

下の方にリンクを貼っておきますので、興味のある方は覗いてみてくださいな。

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。

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こはる
みなさん、初めまして。 「南東北お出かけローカル.com」ライターのこはるです。 十代で中型自動二輪の免許を取得し、それから地元である東北地方を旅する中で様々な経験をしました。その頃考えていた「あったらいいな」を形にしたくてこのサイトを立ち上げました。 南東北に住んで四十年以上、年齢は四十代後半、会社員の傍ら休日はもっぱら出歩いています。 愛する南東北の良さを、みなさんに少しでも届けることが出来れば幸せです。 文字ではなく写真のみで観光スポットを見たいという方は、下のリンクマークからインスタグラムへどうぞ。