凝灰岩の大きさに驚く「大立洞窟」
大立洞窟の外観




高畠町北目にある大立洞窟は、大きな凝灰岩がそびえ立つ洞窟です。洞窟の間口は13メートルもあり、奥行きは7メートル。
横に広い入り口は、まるで大きな生き物が口を開けて横たわっているよう。
ただ、洞窟内部の高さがあまりないので、中に入るには屈まなくてはいけません。洞窟内は土が堆積し低くなってしまっていますが、きっと昔はもう少し広かったのでしょう。
近くにある一の沢洞窟や日向洞窟からは、同時代の物が出土されています。
そんな理由から、ここに住んでいた古代の人たちは、洞窟群の間で交流があったのではないかとも言われています。
大立洞窟までの道のり



高畠町大立巣窟までの道のりは、洞窟入りから徒歩2分と書いてありますが、結構な坂道なので5分程かかります。
大立洞窟は、標高約280メートルの位置にあるため、入り口から洞窟まではひたすら登りです。




途中にちょっと細くなった所(上の写真)もありますが、数十メートル登ると上の方に大きな
岩が見えてきます。

この大立洞窟は、運動靴で行かれるようおすすめします。


ここまでくるとあと少し、登り切ったところには圧巻の洞窟があります。
大立洞窟おすすめのポイント
大立洞窟のおすすめポイントは、洞窟の上部である大きな一枚岩です。この形状が偶然に出来たものなら、神様の小さな采配と自然の偉大さを感じることが出来るでしょう。
大立洞窟の場所
場所:山形県東置賜郡高畠町北目3574-1
入場料:無料
必要な装備:運動靴
※洞窟までずっと登りなので、小さなお子様は手を繋ぐなど注意が必要です。
詳細:山形県公式観光サイトへ
この日はあいにくのお天気で、シトシト雨が降っていたせいか、洞窟の奥からは「ピチョーン、ピチョーン」と雨垂れの音がして、一人で訪れた私は怖さ100%でした。