山形県小国町の横川ダム
小国町の横川ダムとは
山形県西置賜郡小国町にある「横川ダム」とは、昭和42年に起きた羽越水害のような災害を防ぐ目的で作られたダムです。
横川ダムは重力式コンクリートダム、高さは72.5m、総貯水量は2460万 m3(東京ドーム約20杯分と同じ大きさ)になるそうです。
ダムの敷地内にはダムの情報館「きてくろ館」があり、ダムの歴史やダム流域の自然が紹介・展示されています。
大きなコンクリートでできた構造物って、男心をくすぐるよね。
横川ダムの見所、夏限定で湖底より現れる「不動出生橋」
横川ダムの湖底には、建設の際に沈んでしまった街道があり、6月中旬〜9月下旬の水位が下がる時期だけ現れるそう。
この時期限定で現れる街道には、全長約60m・幅3.5mの「不動出生橋」が掛けられ、晴れた日にのみ、向こう岸にある桜峠に渡ることが出来るそうです。(詳しくは小国町公式HPでご確認ください)
期間限定、晴れた日にしか渡ることのできない橋。ロマンティックではありませんか!
なんと車でもオッケーだそうです。
ダムの情報館「きてくろ館」
こちらはダムの敷地内にある情報館「きてくろ館」。屋上には展望台があり、ダムを眺めることが出来ますよ。
令和3年11月より開始、日本酒のダム貯蔵
横川ダムは、山形県内初の試みで「日本酒」をダムの地下で貯蔵するという、プロジェクトの地です。
この試みは令和3年11月より開始され、720ml255本・1.8ℓ72本が運び込まれました。
貯蔵場所は60m地下にあり、年間を通じて11℃という気温が、日本酒を貯蔵する環境に適していると言われているそうです。
ここで貯蔵された日本酒は、町内のイベントなどで使われるそう。
横川ダムの周辺情報
水流の郷交流館お食事処ほたる
手打ちそばを味わうことの出来る「お食事処ほたる(公式HP)」は、国道113号戦から入り、ダムを通りすぎ山の方に入ると見えてきます。
イチョウ広場
イチョウ広場は、横川ダムの湖畔にある広場。
ダム建造の為移転された、小国町指定の文化財「大銀杏の木」がそそり立ち、側には銀杏の形をした「銀杏池」があります。
横川ダムの場所と詳細情報
場所 | 山形県西置賜郡小国町綱木箱口736 |
きてくろ館の会館時間 | 9:00〜17:00 |
きてくろ館の休館日 | 冬季間以外は休館日なし ※令和3年は12月1日より閉館、令和4年は4月6かより開館 |
公式サイト | 小国町横川ダム公式HP |
公式サイト2 | 山形県小国町公式HP |
横川ダムは、上から放水されている状態を見る事が出来ます。