【広大敷地の野営場】南蔵王野営場(国立花山青少年自然の家)

森の中のテント

広大な敷地の国立キャンプ場「南蔵王野営場」

南蔵王野営場 常設テント

宮城県の白石市にある「南蔵王野営場」は、広大な敷地の中に作られた国立の野営場です。「国立花山青少年自然の家」と共同で運営され、その敷地はエリアごとに分けられています。

敷地内は

  • ハイキング
  • 登山
  • 沢活動
  • 野外炊事(デイキャンプ)
  • キャンプ

のエリアに分かれています。

今回ご紹介する南蔵王野営場は、この中のキャンプエリアの中にあり大人なら一泊810円で利用することが出来ます。(日帰りの場合は無料)

南蔵王野営場の詳細情報

南蔵王野営場 案内図

南蔵王野営場はAサイトとBサイトに分かれていて、Aサイトは密集型、Bサイトは比較的個別のエリアに分かれています。

こはる

想像ですが、多分Aサイトの方は、学生などが集団で利用する際に使われることが多いのではないでしょうか。

ですので、今回はBサイトの「ツグミ」エリアを取材してきました。




南蔵王野営場Bサイトの「ツグミ」エリア

南蔵王野営場 ツグミエリア

管理棟で受付を済ませ、奥の道路を地図の案内図通りに進んでいくと、エリアごとに看板が立ててあります。

今回は第2キャンプセンターに一番近い「ツグミ」エリアを取材してきました。

南蔵王野営場 ツグミエリア

ツグミエリアは第4駐車場のすぐ近くにあり、道路からも近いので荷物の持ち運びが便利です。

案内図に沿って歩いていくと、まずファイヤーサークルがある広場があり、そのすぐ右奥に炊事場があります。

南蔵王野営場 ツグミエリア
南蔵王野営場 ツグミエリア
こhsる

洗剤やタワシなどの設置はないので、持参が必要です。

がっくん

もし炊飯セットなどを借りた場合、洗って返却しなくちゃいけないからね。

南蔵王野営場 ツグミエリア
がっくん

施設内はとても綺麗で、きちんと管理されている印象です。

水場は外と中の2箇所に分かれていて、竈門は屋内のみになっています。炊事場はしっかりとした建物で、清潔感がありとても綺麗です。

ゴミ捨て場や灰捨て場もあり、帰りの荷物が臭くなる等の心配もなさそうです。

また、炊事場の隣には木で出来た机と椅子が並んでいて、調理後はここで食事も出来そうです。

南蔵王野営場 ツグミエリア




ツグミエリアのテントデッキ

南蔵王野営場ツグミエリア テントデッキ
こはる

場所によって、日陰になる所と直射日光が当たる場所があるので、季節によりますが、選ぶ時にはその辺を考慮した方が良さそうです。

テントデッキは芝生が貼ってあり、地面が柔らかいので寝心地が良さそうです。

ツグミエリアの常設テント

南蔵王野営場ツグミエリア 常設テント
こはる

テントデッキや炊事場がある広場から、少し森の中に入った所に常設テントがあります。

南蔵王野営場ツグミエリア 常設テント
南蔵王野営場ツグミエリア 常設テント

テントの中は10人用だけあり、かなり広いです。

ただ、森の中なので、テントの外に大きなクモがいました。常設なので少しの汚れはしょうがない感じですね。多分予約すると使用前に綺麗にしてくれるのかと思います。

南蔵王野営場ツグミエリア 常設テント



南蔵王野営場の料金

南蔵王野営場

施設利用料

青少年団体
(学校・子ども会・スポ少・青少年がいる家族(29歳以下)
無料
一般団体・個人一泊 810円(税込)
※日帰りの場合は無料
シャワー棟(乾燥室・シャワー室)金額表記無し

物品レンタル料

常設テント(10人用)一張り一泊 1,650円(税込)
移動テントドーム型(5人用)一張り一泊 880円(税込)
シュラフ 一袋 330円(税込)
(2泊まで、3泊以上は550円)
4〜6人用炊飯セット
(飯盒2、フライパン、ザル、ボール、鍋、まな板、包丁、ランタン)
※7〜10人用もあり
※ランタンの電池は別料金
1,100円(税込)

7〜10人用 1,650円(税込)
薪(炊事用)1束 517円(税込)
キャンプファイヤー用薪20本1組 5,500円(税込)

自分のテントの持ち込みも可能なので、自分のテントを使用したい時には持っていきましょう。

また、物品の受け渡しは第一キャンプセンターとなっています。

南蔵王野営場の申し込み方法

南蔵王野営場 申し込み書

次に、南蔵王野営場の利用申し込みの流れをご紹介します。

  1. 利用一週間前までに電話かファックスにて申し込みを行う(申し込み用紙は公式HPより「ダウンロード可能)。※申し込みは1年前から可能
  2. その後利用の一週間前までに、上の用紙2枚に必要事項を記載し、郵送・ファックス・E-mailにて申し込みを行う。
  3. 利用承諾書が郵送で届く。

その他設備の紹介

南蔵王野営場管理棟 トイレ
こはる

トイレのドアは木で出来たドアと、網戸で出来たドアの二重構造になっていて、動物も虫も入って行かないようになっていました。

南蔵王野営場 第2キャンプセンター
がっくん

こちらはキャンプ場一番奥の第2キャンプセンターです。イベント時など使用するようですが、この日は閉まっていました。




南蔵王野営場の施設詳細と場所

南蔵王野営場 管理棟

最後に、南蔵王野営場の施設詳細と場所をご紹介します。

入退場可能時間原則として9:00〜16:00
※22:00〜6:00までは野営場入口閉門
入場受付野営場入り口の管理棟
売店なし
利用料の支払い利用最終日に確定した金額を申請
後日コンビニ払いの請求書が届くので支払う
(手数料100円)
場所宮城県白石市福岡深谷字白萩山39
連絡先TEL.0224-24-8126 FAX.0224-24-8128

野営場に入場できる時間や、利用の際の規則など、決められた事柄がありますので詳しくは公式HPなどで事前に確認してご利用ください。

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こはる
みなさん、初めまして。 「南東北お出かけローカル.com」ライターのこはるです。 十代で中型自動二輪の免許を取得し、それから地元である東北地方を旅する中で様々な経験をしました。その頃考えていた「あったらいいな」を形にしたくてこのサイトを立ち上げました。 南東北に住んで四十年以上、年齢は四十代後半、会社員の傍ら休日はもっぱら出歩いています。 愛する南東北の良さを、みなさんに少しでも届けることが出来れば幸せです。 文字ではなく写真のみで観光スポットを見たいという方は、下のリンクマークからインスタグラムへどうぞ。